
只今、羊毛バフのニューモデルを開発中です。
バフ自体の大きさや毛の長さ等いろいろ試しています。

昨日は開発中の研磨剤の試験を行いました。
夏頃のブログでも何度か書きましたが、
黒色車の塗装面の小キズと光の反射や強さの関係性を
もっと科学的に追求する必要があります。

左側は照明を当てると線キズが円を描いたように見えます。
右側はほとんど線キズは見えません。

研磨処理やボディコーティングの仕上がり確認は自然光の下で
行う必要があります。
ボディ側面等を照射する照明設備がない場合等は、キズやムラを
見落としやすいですよね。
また真夏の場合、作業途中に屋外に出すと、ボディが瞬時に熱を
持ってしまいます。
そんな悪条件の時便利なのが、写真にあるホワイトボードです。
特に単色のブラックの場合に効果的です。
(写真は屋外ですが…屋内でも非常に判りやすいです。)
またハンディタイプの照明器具等もあると便利ですよ。
当社のスポンジバフは、バフ表面と角を1枚1枚荒削りして
お届けしています。わざと荒らしておくことで、新品時バフを装着してポリッシュ
した際の塗面への引っかかり現象を解消することができます。
ちょっとした工夫の積み重ねが作業効率UPさせる秘訣です。


ポリッシャーでの研磨作業でボディに研磨剤のこびり付きができて
しまう多くの原因は以下の通りです。対策も併せてご紹介します。
■原因
1)研磨剤の量が多すぎる場合
2)バフが汚れている場合
3)前工程の不足による影響
・シャンプー洗車がきちんと出来ていなく汚れが残っている場合
・鉄粉等のザラツキが残っている場合
4)技術的な問題
・ポリッシャーの扱いに慣れておらず、力を加えすぎている場合
・ポリッシャーの回転数が適当でない場合
5)塗装面自体に何らかのアレルギーがある場合
・再塗装の不手際(硬化剤の不足等)
・過去のワックスなどの残留分と汚れが混ざり塗面に
貼り付いている場合
■対策
1)〜4)については、環境・管理の改善や、しっかりトレーニング
することで解決できます。
<環境・管理の改善>
・バフやクロスは衛生的なものを使う。バフ洗浄器を使用する。
・洗車場や洗車道具を充実させる。
・工程管理を徹底する。チェック表を作成する。
<トレーニング>
・当社ボディコーティングをお取組みの施工店様へは、ポリッシャー
の扱い方や研磨剤の種類の違い等を当社スタッフが訪問し
直接ご指導致します。(原則として無料・完全予約制)5)については、おかしいなと思ったら作業を中止してください。
ハード・ソフト・仕上げの3タイプは、配合されるコンパウンドの粗さの違いです。
塗装には様々な色・種類がありますので、基本的
にはその都度作業しながら剤と
バフの組み合わせを調整して頂く必要がありますが、目安として下記の通りご案内します。
ハードタイプ●汚れ、キズ、シミが激しい場合に使用。
●使用バフは、羊毛バフか施工バフ。
羊毛バフを使用した際は、必ずソフトバフ+ポリッシュ5仕上げタイプ
でバフ目消しを行なってください。
●黒、濃色車の場合は、色の特性上、磨き跡(バフ目)が目立つ場合が
ありますので、磨き過ぎにご注意ください。
キズの深さによっては除去できない場合があります。
●研磨処理の上級者の方へは、ポリッシュマスターをお勧めします。
ソフトタイプ●浅いキズ、シミがある場合に使用。
●使用バフは、羊毛バフか施工バフ。
羊毛バフを使用した際は、必ずソフトバフ+ポリッシュ5仕上げタイプ
の組合わせでバフ目消しを行なってください。
仕上げタイプ●浅いキズ、シミがある場合の使用。
●羊毛バフで荒磨きをした際のバフ目消しに使用。
●使用バフは、ソフトバフ。
★キズを取るのではなく、ツルツルの面をつくる。研磨処理をしてもキズやシミが完璧に除去できるとは限りません。
キズ、シミの深さによっては再塗装しなければ消すことはできません。
あくまで塗装表面の汚れをクリーニングし、キズ、シミによる平面の凸凹を整える作業であることをお忘れなく。
